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Proxmoxがぶっ壊れたのでおうちKubernetesに入門してみた①【夏休み毎日投稿2025 Day1】

2025年7月21日

こんにちは。小川智也です。

夏休み毎日投稿2025 Day1ということで、本日はおうちKubernetesを構築してみたので解説していきたいと思います!

長くなりそうなのでPart3くらいまでになるかなーと思ってますが、ぜひご覧ください。

智也
智也

この記事は夏休み毎日投稿2025として執筆されたものです。

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智也
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小川智也と申します。Webプログラマーな中学2年生です。
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おうちKubernetesとは

おうちKubernetesとは、その名のとおりおうちにKubernetesを構築することです。

要するに逸般の誤家庭やべーひとたちの家によくある(?)ものですね。

クベ...クベェr...なんて読むのこれ?

悩んでいる男性
悩んでいる男性
智也
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「クバネティス」か「クーベネティス」と読みます。略称として「k8s (ケーハチエス or ケーエイツ)」とも読みます。

知るかボケ

悩んでいる男性
悩んでいる男性

そもそもKubernetesとは

気を取り直して、そもそもKubernetesってなんやねーん!というところを説明していきます。

Kubernetesというのは、コンテナオーケストレーション(=コンテナの自動管理・調整)と呼ばれるツールで、アプリとかDBとかが入ったコンテナのデプロイ(=展開)やスケーリング(=負荷に応じて自動で調整してくれるやつ)などの管理を自動でやってくれるやつです。

個人的には「コンテナを自動でいい感じにしてくれる便利なプラットフォーム」みたいな感じで解釈しています。

Dockerとの違い

次に、同じコンテナ関連のツールであるDocker(ドッカー)とは何が違うのかを説明します。

Dockerはあくまでアプリをコンテナ化して楽にデプロイ出来たり、Docker Composeで複数のコンテナも一気にデプロイできますよーみたいな感じで、コンテナ化するだけのツールです。

一方Kubernetesは、いわば「複数のDockerコンテナをまとめるためのツール」です。Dockerにいろんな機能を付け足した上位互換みたいなものですね。

Dockerがコンテナ化するツール、Kubernetesがそのコンテナを大規模に管理・運用するツールと捉えとくといいと思います。

ただし、どちらも得意不得意があるので、一概に「Dockerのほうがいい!!」とか、「Kubernetesのほうがいい!!」ということはないです。

智也
智也

このように関連していたり似ているところも多いので、技術書だとDockerとKubernetesが一緒に紹介されていることも多いです。

なぜ自宅にKubernetesを導入するのか?

次になぜKubernetes導入するのか?ということについて説明していきます。

まず、なぜ自宅にサーバーを置くのか?というところは下記の自宅サーバーの記事にあるので今回は割愛し、ここではなぜKubernetesを導入するのかというところを説明します。

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以前の環境

以前はOSにProxmoxを導入し、その中に仮想マシンやLXCコンテナをいれて動かしてました。

WebUIから操作できる上に、簡単に作って簡単にぶっ壊せるので気に入ってたのですが、今年の5月頃から致命的な不具合が発生し始めました。

Proxmox突然死

今年の5月頃からProxmoxが前触れもなく突然死することが多くなりました。

WebUIを覗いてみると、アクセスはできるものの仮想マシンやLXCコンテナの状態がすべてはてなマークになっていて、この状態になると最後、「仮想マシン・LXCコンテナの各種操作」「サーバーのコンソールの操作」「サーバー自体の再起動」などが全く効かなくなり、電源ボタンを長押しして強制終了するしかなくなります。

しかも一度直しても1週間ごとくらいに再発してキリがないです。

おそらくProxmoxをアップデートしたことによる不具合やバグなのでしょうが、流石にこの頻度で発生されると本番環境ではないホームラボといえど問題があります。

そうだ。Kubernetesを導入しよう。

その結果「そうだ。Kubernetesを導入しよう。」という結論に至りました。

Dockerを導入することも考えましたが、Kubernetesのほうが安定性が高そうで将来的な管理もやりやすそうだなーという個人的な独断と偏見によりKubernetesに決まりました。Dockerごめんね

実際に導入する構成

ということで、いよいよ今回の構成を説明していきます。

ハードウェア&ソフトウェア

  • PC GMKtec NUCBox G3
  • CPU Intel N100
  • メモリ 8GB
  • ストレージ NVMe M.2 256GB
  • OS Ubuntu Server 24.04.2 LTS
  • Kubernetes k3s

サーバーは以前と同じものを引き続き使い、OSはUbuntu Server 24.04.2 LTSを採用しました。

採用した理由は普通に使い慣れてるからで、サポートされているものなら違うものでも問題はないと思います。

また、今回は通常のKubernetesではなく、k3sという軽量なKubernetesディストリビューションを使います。

Proxmoxから引き継ぎたいもの

  • Samba HDD繋げてNASにする用。Kubernetesにいれると面倒くさいのでホストOSのUbuntuにぶち込む
  • Cloudflared&Tailscale セキュアに外部からアクセスするため必須。こちらもホストOSのUbuntuにインストール
  • Guacamole 外でブラウザからRDPするのにいる
  • NextCloud 外からファイルいじったりメール見るのにいる
  • いえPay 風呂代請求するために念の為引き継ぐ
  • ogwlab.com 外部公開してるおがともの自宅鯖研究室(https://ogwlab.com)のサイト

新規でインストールするもの

  • Home Assistant スマートホームデバイスを一括管理できるやつ

現状

とりあえず今日中に終わった作業はこんな感じです。

  • k3sのインストール
  • Tailscaleのインストール
  • Cloudflaredのインストール
  • sambaの構築
智也
智也

k3s、ワンライナーでインストールできるのでめちゃくちゃ便利...

明日やること

明日はとりあえず片っ端からコンテナをデプロイしていきます。

  • Guacamoleのインストール
  • NextCloudのインストール
  • いえPayのビルド、各種設定ファイル移行
  • ogwlab.comのビルド、GitHubからページの移行
  • Home Assistantのインストール

おがともの自宅鯖研究室について

移行に伴い本日から明日までの間「おがともの自宅鯖研究室(https://ogwlab.net)」は一時的に閲覧できなくなります。

また、ogatomo.netドメインの一本化のため、ドメインの変更も予定しております。(lab.ogatomo.netとかになりそう)

一応、一定期間はリダイレクトも行おうと考えています。

智也
智也

あとメモしてなかったせいでアクセスカウンターも飛びました!

まとめ

いかがだったでしょうか。今回は夏休み毎日投稿 Day1として、ProxmoxからKubenetesへの移行について記事にしてみました。

明日も引き続きKubernetesの構築についての記事を投稿するので、お見逃しなく!

最後まで見ていただき、ありがとうございました。

智也
智也

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  • この記事を書いた人

Tomoya Ogawa

プログラマー / ブロガー / 個人事業主 / 中学2年生 / ガジェット Web系のプログラマー。「ブログで月1000円でも稼ぐ!」を目標に、学生という肩書を生かし最新技術をもっと身近に感じれるような情報発信をしています。

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