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ネットワーク 考察

IX2215で自宅ネットワークを構築して1年運用した感想【ひかり電話・IPoE対応】

こんにちは。小川智也です。

皆さんの自宅のネットワークはどのような構成で運用していますか?我が家では2024年1月よりNEC UNIVERGE IX2105という法人向けVPNルーターで誤自宅ネットワークを構築し、(MAP-Eをもっと安定運用させたいというロマンにより)2025年の2月からは上位モデルのIX2215に置き換えて運用しています。

ということで、今回はIX2215を1年間実際に導入してみた感想や実際の使用感についてレビューしていこうと思います!

智也
智也

小川智也と申します。Webプログラマーな中学2年生です。
このブログでは主にITやガジェット系の情報を発信しています!

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NEC UNIVERGE IX2215とは

まず初めに、今回の肝であるIX2215についてサクッと解説していきます。

UNIVERGE IX2215は、NECが発売していた「UNIVERGE IXシリーズ」の法人向けVPNルーターで、最大2Gbpsのスループットや、MAP-E・DS-LiteなどのIPoEに対応していること、また法人向けならではの安定性や柔軟性が特徴です。

実はこの製品、発表は2012年6月とかなり昔なのですが、発売終了が2025年3月とかなり最近まで発売されていたロングセラーモデルです。

そのため現在でも中古市場に多く流通しており、メルカリ・ヤフオク等のフリマサイトには企業のリース落ちと思われる製品が4,000円程度で出品されています。法人向け機器ということもあり、型落ちでも家庭用のWi-Fiルーターとは比べ物にならないほどの性能があるため、今回のように安価に高速な自宅NWを構築する用途にはもってこいです。

Q. ヤマハじゃダメなの?

ここで、有識者の方なら「実務で使われることも多いヤマハルーターじゃダメなのか?」と思われるかもしれません。

IX2215とよく比べられるのがヤマハの「RTX1210」というルーターです。

かなり似たスペックをしているのですが、前述のフリマサイトで同様に検索してみると、1万円~1.5万円と少し割高なのがわかります。

どちらを買っても良いとは思いますが、IX2215のほうがNAPTが最大25万セッション(RTX1210は65,534)と腐る程張れるのと、できるだけコストを抑えて構築したかったのもあり、IX2215を選択しました。

智也
智也

個人的にはヤマハルーターに慣れてて少し割高でも良いならRTX1210でも全然悪くはないと思います

実際の運用環境

次に、現在実際に運用している環境をご紹介します。

上記の画像が実際の運用状態で、IX2215と以前の記事で紹介したミニPCサーバー、ONU、HGW、FAX電話機をいい感じに接続しています。

わかりやすく図にするとこんな感じです。

自分で言うのもあれですが、かなり見やすいNW構成図だと思います。

大本を10.0.0.0/16のネットワークにして、その中に機器種別ごとに/24のセグメントがあるといった感じです。

ちなみにPPPoEとIPoEの使い分けについてですが、基本はIPoEを使いサーバー系のセグメントのみPPPoEを使うといった構成にしてあります。IPoEとPPPoEを用途ごとに使い分けることで、高速性と柔軟性を両立した自宅ネットワークを実現しています。

パソコンやサーバーなどの各機器はIX側でMACアドレスでIPの割振を固定にし、管理しやすいようにしています。

IXを使うメリット

実際の環境を見てもらったところで、どのような部分にIXの機能を活用しているかを説明していきます。

先ほどのネットワークの例では下記のような部分が該当します。

  • HGWを併用しひかり電話 → GE0とGE1でbridge-groupを設定しGE1にHGWを接続
  • IPoEとPPPoEを併用 →route-mapで割り振り
  • IPアドレスを固定割り振り →fixed-assignmentで固定
  • サーバーを監視し落ちた場合に通知 →ネットワークモニタとNEC公式のNetMeisterという管理サービスを活用

IPアドレスの固定割り振りは家庭用で搭載している機器も一部ありますが、IPoEとPPPoEの併用あたりは家庭用だと僕の知る限り存在していないと思います。

実際に使ってみての感想

次に実際に使ってみての感想です。

僕も以前はごく一般的な「ONU→Wi-Fiルーター」という環境で使用していたのですが、ラボ的なネットワークを構築しようと思うと設定項目が足りず、管理が非常に大変でした。

IXを導入したことで、通常の家庭用ルーターでは行えないような高度な設定が可能になったため、理想の誤家庭ネットワークが簡単に構築できるようになり、個人的なQOLが爆上がりしました(??)

また、実際にルーティングなどの処理を行うルーターとWi-Fiのアクセスポイントが別々になったのでIXとアクセスポイントで処理が分散され速度が多少向上した上、ルーター側の設定変更を行う際待ち時間がなくなったためメンテナンスもかなりやりやすくなったと感じました。

智也
智也

設定変更で障害が発生した際でも保存前であれば再起動で全部元通りになったり、コンフィグをファイルとして書き出しバックアップしておけばいつでもその時点の構成に戻せたりと、実際に運用するにあたって便利な機能が多数搭載されており、本当に使いやすいです

また、WebUIもなかなか良くできていて、簡単なポート開放やログ取得であればブラウザ上でカチカチするだけで出来るのでそこもお気に入りポイントです。

逆に不満なポイント

次に、IXを使っているうえで少し不満なポイントです。

不満はほとんどないのですが、唯一あるのはIKEv2のリモートアクセスVPNに対応していないことです。

本機種はIPsecのリモートVPNには対応しているのですが、Android12以降ではセキュリティの強化でL2TP/IPsecリモートVPNが使用不可になっています。

使えるのならばルーター自体のVPN機能を使いたいのですが...残念!!

智也
智也

ヤマハの機種なら対応しているらしいですが今更メーカーを変える気にはならないので大人しくTailscale使います

まとめ

まとめです。今回はIX2215を1年間実際に導入してみた感想や実際の使用感についてレビューしていきました。

最近はプログラムよりネットワーク系を触っている時間が長いのにも関わらず、本ブログではあまりネットワーク系記事を執筆できていなかったので、今後は実際に運用した知見を元にネットワーク関連の記事も多く投稿していこうと思います。

タイミングがあえば1万円以下という非常にお手頃な価格で購入できるので、気になっている方はぜひ検討してみてはいかがでしょうか。

最後まで見ていただき、ありがとうございました。

智也
智也

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  • この記事を書いた人

Tomoya Ogawa

プログラマー / ブロガー / 個人事業主 / 中学2年生 / ガジェット Web系のプログラマー。「ブログで月1000円でも稼ぐ!」を目標に、学生という肩書を生かし最新技術をもっと身近に感じれるような情報発信をしています。

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