こんにちは。小川智也です。
夏休み毎日投稿 Day13ということで、今日はこの前大須で買った4,000円のよわよわジャンクWinタブををレビューしていこうと思います。

小川智也と申します。Webプログラマーな中学2年生です。
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Winタブの概要
まず始めに、今回購入したWinタブがざっとどんなものなのかを軽くご紹介します。
- 機種名 FUJITSU ARROWS Tab Q5010/DEG (FARQ25021Z)
 - CPU Intel Celeron N4000 (1.1GHz, 2スレッド)
 - メモリ 4GB
 - ストレージ eMMC 64GB
 - バッテリー 4250mAh
 - 画面 1920x1200 10.1インチ IPS 10点マルチポイントタッチ対応
 - ポート USB-C(PD45W↑, DP Alt対応), USB-A3.1(Gen1), microSD(XC?), 充電用DCジャック(DC12V 3A)
 
仕様としてはざっとこんな感じです。...まあお察しのスペックですね()
型番の最後がDEなので文教向けの個人には販売していないモデルです。
あとカタログを見る感じ、N4000がリストになかったり、標準搭載のペンが塞がれていたりしているので、おそらく特注のカスタマイズ版だと思われます。
外観

次に外観を見ていきましょう。背面はこんな感じで、型番のシールやCeleronシール、Windows8 or 10 っぽいシールが貼ってあります。
いかにもTHE・業務用という感じで非常にいいですね。

ちなみに私の学校では教員用のWinタブとしてこれと同じシリーズのタブレットが導入されていたりもします。
ぶっちゃけそれが買った要因だったりもします。


続いて上面と右側面をさっと見ていきましょう。
上面には電源ボタン、音量+、音量ー、あとはカスタマイズキー?のようなものがありました。
ちゃんとした富士通のWindowsだとQRコードリーダー機能が使えるみたいです。
右側面には左から、封印されているペン差込口、イヤホンジャック、USB-Cポート、USB-Aポート、DCジャックがありました。
差込口にはキャップが付いていますが、どうやら防水だかららしいです。

個人的にはこんなのすぐもげそうで怖いです

キーボードはこんな感じで、キーが取れていたり印字が薄れていたりもせずめちゃくちゃキレイです。
購入時のOS

写真はアップデート後で11ですが、デフォルトではWindows10のHomeが入っていました。
法人向けなのにHomeなのは謎です。前の所有者がHomeをぶち込んでたとか?
今回行うこと

一応この状態でも色々動くのですが、立ち上がりが遅かったりChromeが固まったりはっきりいってこのままでは産廃PCなので、OSを入れ替えて改善を図ってみようと思います。
今回導入するのは、「ChromeOS Flex」です。
ChromeOS Flexは、Googleが提供している無料のOSで、中身はChromebookで使われているものとほぼ同じのものです。
その名の通り、WebブラウザーのChromeをベースに開発されているので、動作が早く、古いPCでも快適に動作することが特徴です。

デバイスの最小要件もこんな感じでめちゃくちゃ甘いです。64bit対応ならほぼ全てのマシンで動くと思います。
Chromebookと異なる点
先ほど中身はChromeBookで使われているものとほぼ同じと解説しましたが、一部異なる点もあります。
具体的には下記の点です。
- Playストア(Androidアプリの実行)
 - スマートフォンとの連携機能
 
Playストア(Androidアプリの実行)
まず、ChromeOS FlexではChromebookで利用可能なPlayストアが使えません。
そのため、Androidアプリを動かすことは基本的に不可能です。
純正のChromeOSイメージとBrunchというツールを用いることで無理やり動かすことも可能ですが、公式のサポート外な上、そもそもこんな端末ではAndroidなんてまともに動きません。
Playストアを使いたかったら純正のChromebookを買ったほうがおそらく100倍快適に動きます。
スマートフォンとの連携機能
次に、スマートフォンとの連携機能も使えません。
スマートフォン ハブと呼ばれる機能を使うと、Androidスマートフォンの通知をChromebookで確認したり、スマホの位置を確認したり、遠隔で音を鳴らしたりテザリングをオンにしたり...ということが出来ますが、ChromeOS Flexでは利用できません。
こちらも前述のBrunchを用いることで無理やり動かすことが出来ますが、かえって端末が重くなるだけなので同様に諦めましょう。
インストール方法

次に、インストール方法を解説していきます。
インストール方法はめちゃくちゃカンタンで、適当なChromeが入ったPCでインストールメディアを作った後に、そのUSBからブートしてインストールするだけです。
WindowsやUbuntuのインストールを行ったことがある方ならスムーズにインストールできると思います。
実際に使ってみた

インストール後はこんな感じです。Googleらしいデザインで軽くネットを見たり動画を見る文にはシンプルでめちゃくちゃ使いやすいです。
内部でLinuxの開発環境も動かすことができるので、プログラミングとかもギリ出来ます。
起動もめちゃくちゃ早くて、Windowsが2分くらいかかったのに対し、ChromeOS Flexだと40秒位で立ち上がってすぐログイン画面が出ます。
バッテリー100%の状態から5時間使って10%とかだったので、ちょろっと使う分には全然使えますね。
デメリット
次にデメリットも解説していきます。
デメリットは主に下記のとおりです。
- 自動回転が使えない
 - キーボードを外しても自動で仮想キーボードが出てこない
 
自動回転が使えない
恐らく端末の相性だと思いますが、自動回転が使えません。
Windowsでもアップデートでドライバーを落とさないと使えなかったので仕方ないのかなと思います。
ちなみにUbuntuはインストールメディアの段階から使えました。すごい。
キーボードを外しても自動で仮想キーボードが出てこない
これも恐らく端末の相性ですが、キーボードを外しても自動で仮想キーボードが出てきません。
外付けのキーボードの他にもう一個、存在しないキーボード(?)を認識してしまっているせいで仮想キーボードが出てこないのかなと思います。
ユーザー補助メニューからゴニョゴニョやれば出せますが、面倒くさいので当面はキーボードを常時つけた状態で使いたいと思います。
まとめ
いかがだったでしょうか。今回はDay13ということで、4,000円のジャンクWinタブをChromebook化して(ギリ)使える状態にしてみました。
外出先ではSurfaceが使えるので、とりあえずこのPCは家の中で適当にネットブラウジングするように使いたいと思います()
最後まで見ていただき、ありがとうございました。

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