こんにちは。小川智也です。
今日は先日「ogtm.dev」のドメインをお名前.comからCloudflare Domainに移管してみたので、移管についてメリットや注意事項を交えながら解説していこうと思います!

小川智也と申します。Webプログラマーな中学2年生です。
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なぜわざわざ移管するのか
まず始めに、なぜわざわざドメインをお名前.comからCloudflare Domainに移管するのかを解説します。
移管する「ogtm.dev」についての詳細は下記記事で詳しくしているので割愛し、この記事では具体的な金銭的メリット等にフォーカスを当てて説明します。

ここから約2000文字お名前.comへの愚痴をひたすら書いてるのでさっさと移管方法が知りたい方は →こちら
お名前.comの罠 その1. 登録は安い。更新手数料は安く見えて高い。

まず最初に、こちらがお名前.comのドメイン料金一覧です。(記事投稿時点, 主要なトップレベルドメインを抜粋)
どれも登録は0円~や1000円,2000円台となっており一見安く見えます。
更新も.comや.netであれば1000円台でランニングコストもそこまでかからないように見えます。
ただ、今回移管する「.dev」の欄を見ると、登録は2,000円ほどでできますが更新が3,245円とまあまあのお値段がしますね。最近できたgTLDで(開発者以外だと)そこまでメジャーじではないからでしょうか?
次に、見出しにもある「更新手数料は安く見えて高い。」というところについて解説します。
これについてはサービス維持調整費が大きく関係しているのですが(後述)、ここでは「.com」の更新1,287円~というとこを詳しく見ていきましょう。

.comの詳細な表はこんなかんじです。
更新料金1,287円は31個以上保有の場合のみで、1~4個保有の場合は1,408円かかります。
そこまで高くはないですが書き方に少し悪意を感じますね... ちなみに取得0円というのも米印があるように、一人一回のみの特別価格になっています。

サービス維持調整費とかいう罠

ここで先ほどのサービス維持調整費の部分を見ていきます。
2023年2月から、お名前.comではドメインの契約・更新・移管などの際に、時期によって異なりますが10~20%くらいの手数料を取られる仕組みになっています。
ちなみに、記事投稿の数日前(11月4日)からはさらに上がって23.75%になってます。

サービス維持調整費適用後の価格

次に、一番最初の価格表をサービス維持調整費含めた金額で見てみましょう。
前後でわかりやすく表にするとこんな感じです。
| ドメイン | 更新料金(純粋な価格) | 更新料金(+維持調整費) | 差額 |
|---|---|---|---|
| .com | 1,287円~ | 1,583円~ | 296円 |
| .net | 1,507円~ | 1,854円~ | 347円 |
| .jp | 3,091円~ | 3,802円~ | 711円 |
| .co.jp | 4,125円~ | 5,074円~ | 949円 |
| .dev | 3,245円 | 3,991円 | 746円 |
| .xyz | 2,013円 | 2,476円 | 463円 |
...高い!!!!!!!!
いくらなんでも高すぎますね。学生が個人の趣味用のアプリとか公開するドメインに年間4,000円は払ってられません。

初期費用0円 or 格安で釣った後に更新料金を高くするよくある手段ですね。
というかそもそもドメイン事業者なのに電気代金高騰~やら半導体不足~やらほざいてるのが訳わかりません。便乗値上げとしか思えない。
お名前.comの罠 その2. ほぼスパムなキャンペーン・お知らせメール
価格に対してこれでもかと文句を言ったところで次に行きます。
お名前.comの罠その2は、キャンペーン・お知らせメールがあまりにも多すぎることです。
上記の僕の投稿の添付画像のような「キャンペーンメール+割引メール+重要じゃないのに【重要】と書いて恐怖をあおるメール」がほぼ毎日来ます。本当にだるいです。

仕事用メールに来た1日の受信メールのほぼ全てがお名前.comのだった日も多々ありました...
お名前.comがクソというのは下記のまとめでも散々言われているので良ければ見てみてください。(上記の投稿も入ってます)
参考 個人開発3大やめとけ「収益足りてないのに本業辞める」「いきなりデカいサービスを作る」「お名前.comでドメイン取る」→3つ目だけやたらと共感が集まる https://togetter.com/li/2597979
お名前.comの罠 その3. ワンクリック詐欺を彷彿とさせる管理画面


最後に、お名前.comの罠その3は、管理画面がこれでもかと鬱陶しいことです。
お名前.comには他社のレジストラなどと同様に、「お名前.com Navi」という管理画面が存在しています。
ただこれが本当に曲者で、ログインしてすぐに更新画面に飛ばされ、一瞬「ワンクリック詐欺か?」と思うような警告をバンバン出してきます。

本当に鬱陶しい...
そうだ!Cloudflare Domainsに移管しよう!

さて、ようやく本日の主役「Cloudflare Domains」の登場です。
まず初めにCloudflareがどんな企業なのかということをざっくり言うと、CDNやDNS、DDoS防御、リバースプロキシなどのインターネットインフラサービスを提供する企業です。
要するに入れとくだけでサイトの表示速度がちょろっと早くなったり、ボットとかから攻撃を受けにくくするよ~ってやつですね。

このサイトでも実際にCloudflareを導入しています!
サイトもどこぞのドメイン業者より使いやすくてメチャクチャ便利です
そんなCloudflareが提供するレジストラサービス、一番の特徴はなんといってもその安さ。
ドメインは通常ICANNとという全世界のドメインを管理している団体からレジストラ(お名前.comやCloudflare Domains)を経由して購入する仕組みになっていて、通常はICANNの卸値価格+レジストラの儲け分が実際に支払う金額になります。
しかし、Cloudflare DomainsはICANNの卸値価格そのままの値段でドメインを購入することができるので、理論上最安値となります。

メインのWAFサービス事業でそれはそれは儲かっててレジストラ事業は利益なんて考えずに提供できるみたいな感じですかね...?
マジでこういうサービスはお金がない個人開発者には神でしかないですね。
お名前.comに数千円搾り取られるのが余計アホらしくなってきたのでとっとCloudflareにドメインを移管していきます。
Cloudflare Domainsに移管する際の注意事項
というわけで実際にドメインを移管...する前に注意事項をざっと解説していきます。
認証コードの取得などはどこに移管するにしても必要な共通手順なので今回は割愛し、Cloudflare Domainsに移管する際に特に注意するべき点をメインに解説していきます。
Cloudflare Domainsに移管する際の注意事項は次の4つです。
- JPドメインは登録不可(現時点)
- ドメインのネームサーバーは原則Cloudflareのみ使用可能
- 支払いはクレジットカードのみ(VisaやMasterが搭載されたブランドデビット・プリペイドカードも可)
- 支払う際の通貨はドル払いのみ
順に解説していきます。
JPドメインは登録不可

Cloudflare Domainsに移管する際の注意事項1つ目は、JPドメインは登録不可だということです。
JPドメインを登録しようとすると、こんな感じでサポートしてませんと怒られます。
JPドメインの登録条件に日本国内在住とか.CO.JPは法人格必須かつ1法人1個までとか色々あるせいでプロセスが複雑になってしまうからとかですかね?

JPドメインは諦めて大人しく.comとか.netとか.dev使いましょう
ドメインのネームサーバーは原則Cloudflareのみ使用可能
Cloudflare Domainsに移管する際の注意事項2つ目は、ドメインのネームサーバーは原則Cloudflareのみ使用可能だということです。
これはCloudflare Domainsが、あくまでCloudflareのサービスを使っているユーザー向けのおまけサービスみたいなものなので仕方ありませんね。

一応毎月200$するBusinessプランになればカスタムネームサーバーを使えるみたいですが、本末転倒すぎますね()
Cloudflareのネームサーバーを使うデメリットも特にないので、個人的にはそこまで気にする必要はないと思います。

何がなんでもCloudflare以外のネームサーバーを使いたい人は大人しくお名前.comかRoute53あたり使いましょう()
支払いはクレジットカードのみ
Cloudflare Domainsに移管する際の注意事項3つ目は、ドメイン料金の支払い方法はクレジットカードのみだということです。
お名前.comだとコンビニ払いや銀行振込も使えるのですが、CloudflareはカードかPayPal(カード紐づけといて楽に払えるやつ)だけです。
ただ、クレジットカードである必要は全く無くて、対応している国際ブランド(Visa, Mastercard, JCB, AMEX ...etc)のマークがあるデビットカードやプリペイドカードでも支払うことができるので、こちらも先程と同様にそこまで気にする必要はないと思います。

今回は自分名義のOlive(デビットカード)で決済しました
支払う際の通貨はドル払いのみ
Cloudflare Domainsに移管する際の注意事項4つ目は、支払う際の通貨はドル払いのみだということです。
どういうことかというと、通常日本国内発行のカードで日本円で決済する場合、決済金額が1000円なら1000円払うだけで済みます。
しかし、ドル払いの場合、各種国際ブランド会社(Visa, Mastercard ...etc)が定める為替ユーロ+カード会社(三井住友カード, 楽天カード ...etc)の定める海外事務手数料(数%)を加算した金額が最終的に支払う金額となります。
各国際ブランドが為替計算用のツールを用意してくれているので、不安な方は事前に調べておくのがおすすめです。
- Visa "Exchange Rate Calculator" https://usa.visa.com/support/consumer/travel-support/exchange-rate-calculator.html
- Mastercard "Mastercard Currency Converter" https://www.mastercard.com/global/en/personal/get-support/currency-exchange-rate-converter.html
- JCB "海外でのお取り引きにおける基準レート" https://www.jcb.jp/rate/jpy.html

計算する際に必要となる海外事務手数料(Bank fee)は「(カード会社) 海外事務手数料」などで調べると簡単に出てきます
記事投稿時点で三井住友と楽天は3.63%、AMEX(プロパー)は3.5%、イオンカードとJCB(プロパー)は1.6%でした。
謎にイオンカードとJCBが一番安い...
実際に移管してみた


前置きが尋常じゃないほど長くなりましたが、ようやく移管していきます。
画面の指示に従って認証コードやらカード番号やらを入力していくと、こんな感じで移管進行中の画面になります。


そしてこのタイミングでカードから引き落としが行われます。俺の2000円がぁ
先ほどのVisaのツールで計算してみると右の写真のようになりました。
小数点以下を四捨五入して消費税を足すとこんな感じです。
12.2USD = 1937.516358JPY // 四捨五入して1,938
1938 * 1.1 = 2131.8 // 消費税 四捨五入して2,132
==>2,132円
ちゃんと請求金額と一致しましたね。
お名前.com側での承認


ドメイン代金を決済して30分くらい待つと、移管元レジストラ(お名前.com)から「移管するけどええか?」的な確認メールが届きます。
メールのURLを開いてポチポチすると承認作業は完了です。これでもうお名前.comとはおさらば。
承認してからちょっとすると今度はCloudflareから移管が完了した旨のメールが届きます。
移管した感想
...やっぱ安いっていいですね!海外事務手数料が発生する点を考慮したとしてもお得すぎます。Cloudflareさん一生ついていきます
皆さんもドメインの料金に困っているならぜひCloudflare Domainsを使ってみてください!
最後まで見ていただき、ありがとうございました。

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