こんにちは。小川智也です。
皆さんはMDMというシステムを知っていますか?MDMはMobile Device Managementの略で、パソコンやモバイルデバイスを一括管理するための便利なシステムです。
今日の企業や学校などでは当たり前のように導入されているものですが、個人でも使えるものはあまりないように感じました。(需要がないので当たり前ですね)
フィルタリングや遠隔ロックだけであればキャリア各社が提供しているあんしんフィルターのアプリやGoogleファミリーリンクが近いと思われますが、あくまで家庭用の規模にとどまっており、一般的なMDMとは非常にかけ離れているもののように感じました。
そこで、今回は個人でも無料で利用可能なMDMを使い、自分の所有しているデバイスを一括管理する方法についてご紹介したいと思います。
小川智也と申します。Webプログラマーな中学3年生です。
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なんで個人にMDMがいるのか
まず初めに、なんで個人にMDMがいるんだ!という話からしていこうと思います。
自分自身昔から企業や店頭にある業務システムが好きで、単純に興味本位というのもありますが、一番の目的は家中に増えすぎたモバイルデバイスをいい感じに管理したいからです。
ざっと数えるだけでも、Pixel9a、iPhoneSE1、Libero5GIV、メインPC、サブPC、旧メインPC、ミニPC鯖、ダッシュボード用泥タブ、学習用タブ、特に用途がない初売りタブと、優に10台はあります()
流石にこれだけのデバイスがあると管理が恐ろしいほど大変なので、MDMを使ってソフトウェア配布やWindows Update管理、ポリシー管理が手軽にできるといいなと思い、今回MDMを導入してみようという考えに至りました。
学校のGIGA端末にも導入されているので、仕組みをある程度理解できたら面白いかなというのもあります
ManageEngine Endpoint Central Cloud
今回利用するのは、CRMなどのビジネス向け製品で有名なZohoが提供している「Endpoint Central Cloud」です。
ManageEngine(マネージエンジン)は、Zohoが展開するIT運用管理ソフトウェアの総合ブランドで、その中でも今回使用していくEndpoint Central Cloudは、パソコンやモバイルデバイスを一元管理するためのクラウド型エンドポイント管理ツールです。
一般的なMDMではスマートフォン管理に重点を置いているものも多いですが、Endpoint Central Cloudでは、Windows、macOS、Linux、Android、iOS/iPadOSなど、主要なパソコン・モバイル端末をまとめて管理できます。
また、クラウド型サービスなので、自宅に管理用サーバーを用意する必要がありません。
管理者はブラウザから管理画面へアクセスし、登録した端末の状態確認や設定変更を行うことができます。
無料枠

しかも、Endpoint Central Cloudは無料版でも25台までも端末を管理することができます!特に機能制限等もなく、無料でも個人で使うには十分すぎるくらい弄り倒すことができます。
類似製品であるJamf Nowの無料枠が3台であることを考えると、かなり太っ腹なサービスですね。

評価版のライセンス終了後は上記のような画面が表示されるので、無料版の項目をクリックするとこで引き続き利用することができます!
登録方法

登録は簡単で、管理画面のログインページでZohoアカウント(ない場合は作成)を使いサインインした後、画面の指示に従い初期設定やオンボーディングを進めていくと管理画面が表示されます。
参考 Endpoint Central Cloud https://endpointcentral.manageengine.jp
管理画面


管理画面はこんな感じで、どちらもインストール済みアプリやOSなど端末の情報を見ることができ、パソコンの場合はライセンスキーやBitLockerのキー、モバイルの場合はSIMの電話番号やネットワークの状況まで、結構色んな事が見れます。
ポリシーの配布や制限はもちろん、設定を行えばアプリのサイレントインストールも可能です。
Apple製品の場合、監視モードにしていたとしても、サイレントインストールを行うにはApple Businessへの登録が必要なので注意です。
(DUNS番号が必要なため、実質的に法人または個人事業主でないと登録できない)
実際に使ってみて感じたメリット・デメリット
最後に、今回実際に使ってみて分かったメリット・デメリットについてです。
具体的には、下記のとおりです。
メリット
- 無料から使える
- OS問わず一括管理できる
- 公式の日本語ガイドがかなりわかりやすい
デメリット
- 一部UIが翻訳されていないところがある
- 初見だとUIが少し分かりにくい
- 一般人が触るにはハードルが高い
一部記事内の説明と重複するところがあるので、重要なところに絞って解説していきます。
公式の日本語ガイドがかなりわかりやすい

Endpoint Central Cloudは日本語でのナレッジベースが存在し、僕自身も設定するときにかなりお世話になりました。
サインアップから基本的な設定、トラブルシューティングまで幅広く掲載されているので、基本的にはこちらを参考しながら設定を進めていくのがいいかなと思います。
参考 Endpoint Central Cloud ナレッジベース https://www.manageengine.jp/support/kb/Endpoint_Central_Cloud/
初見だとUIが少し分かりにくい
Endpoint Central Cloud自体がPC管理とモバイルデバイス管理、セキュリティ管理など諸々を全部一個にまとめたような作りになっているので仕方ないのですが、初見だとどこに何があるのか迷いやすいのはあまりよろしくないなと思いました。
また、一部でローカライズが不十分なところもあり、一部UIが翻訳されていないこともありました。
まとめ
まとめです。今回はManageEngine Endpoint Central Cloudを使って個人でMDMを活用する方法についてご紹介しました。
個人でのMDM導入事例及びEndpoint Central Cloudの無料版に関する情報が少なかったため記事にしてみましたが、あくまで一例としてご参考になれば幸いです。
最後まで見ていただき、ありがとうございました。
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